ギターの魅力

クラシックギターの魅力は・・
■まず手軽なことです。

家の中、廊下から階段、どこでも弾けるし、外にでれば 公園や街角 依頼があれば、レストランや施設など、場所を選ばず(狭い場所でも大丈夫) 演奏できることです。

■独奏楽器であること!!

ピアノと同じように独奏楽器なので、自分でメロディと伴奏を同時に奏でることができます。自分たった一人でリサイタルが可能です。

■アンサンブル楽器でもあること!!

独奏で演奏するだけでなく、 もちろん2重奏をしたり3重奏、4重奏、あるいは 沢山の仲間で合奏したり、歌の伴奏をしたり、他の楽器とのアンサンブルもできます。 また、コードを学べば、即興で伴奏ができます。

■指で弾くこと

クラッシックギターといってもクラッシックの曲ばかりを弾くのではありません。 楽器に張っている弦がナイロン弦であるギターのことをクラッシックギターという名称で呼んでいるにすぎません(スチール弦を張っているはフォークギターという) 弦がナイロン弦であるために指で弾くことが前提となるので、いろいろな基本のテクニックを学ぶのに最適なのがクラッシックギターと言えます。

■弾く曲のジャンルを選ばないこと

いろいろなテクニックでひけるからこそ曲のジャンルを選ばず、
クラッシックから映画音楽、アニメの曲、演歌、ボサノバ、ジャズ・・
またクラッシックギターができれば、そこからフラメンコギターやジャズギター、エレキギターなど他のギターへの移行もできます。まずはクラッシックギターで一通り基本を学ぶことが大事なのです。

■移調が簡単なこと

ギターはコードで弾くことを得意しています。コード(調整)を自分で変更できるようになれば、移調は簡単です。さらにカポタストを使えば、音を全体的に半音あげたり、3度あげたりという移動も手軽にできます。また、弦そのものの音程を変えることも簡単。たとえば、6弦を通常ミからレに変えたり、3弦をソからファ♯に。
この方法だと、中性ヨーロッパ風から沖縄調弦、アラビア調弦さえも可能です。

■自分の愛用の楽器を常に持ち運べること

お子さん、大人など年齢にによって、ギターの大きさは変わりますし また、自分の手にあったギターや、好きな音色のギターなど 愛用のギターを持つようになります。上手くなれば、人前まで演奏したり、コンクールに参加してみたいと思うことでしょう。 その時に弾き慣れた愛用のギターで演奏できるのは強みです。またギターは弾きこんでいくほどに、よく鳴るようになります。

■音の繊細さと表現の多彩さ

クラッシックギターの1番の魅力はその音の繊細さと表現の多彩さです。 自分の指で感覚的に演奏するので柔らかい表現から、激しい鋭い表情まで可能です。奏法も弦を滑らしてビブラートをかけながら旋律を弾くバイオリンやチェロのような奏法(まさに弦楽器)はもちろん アルペジオ、トレモロ、ハーモニクス、タンボーラ、ラスゲアード、ピッチカートその他、多彩な奏法があります。和音を弾けば鍵盤楽器の要素、硬めの音で弾けば管楽器、また楽器そのものをたたいて 打楽器のような使い方もします。とにかく、いろいろな種類の音を出すことが可能です。 ギターは「小さなオーケストラ」といわれる由縁がここにあります