Dyens Fuoco ディアンズのフォッコ

このブログでは時々、私が気がついたクラシックギター曲のミスプリ箇所についても
時々書いていきたいと思います。


ローラン・ディアンズを尊敬してやまない筆者です。

このフォッコ(リブラソナチネ3楽章)の市販楽譜(ピース)のミスプリと思われる箇所を書きます

これは8小節目のセーハ7のところ
上から2番目の音はソ
次の4ページの同じフレーズ

上から2番目の音はファ

ここは意見が分かれるところですが、
最初の数年は区別して楽譜通りに弾いていましたが、最近はミスプリと判断し、
2回目の7セーハも8小節目と同じとして考えています。
(上から2番目の音はソなので2の指が必要)

10小節目

最後から3番目のミは、その前のミが♭なので、オクターブは違っても楽典的には♭ですが
このミはナチュラルです。

21小節
1弦で弾くシは♭ですが
オクターブ下のシはナチュラル、つまり開放弦です。

このようにオクターブ違う場合は判断が必要になる箇所がいくつかあります。
22小節

後半のアルペジオの部分
前半でラに# シにも#
だけど、この最後から6番目のシ、4番目のラはともにナチュラルとなります。

運指は鉛筆書きでうっすら見えるとおりに弾いています。