左手の広げ方の考え方

ギターにしろ、ピアノにしろ手が大きい人の方が一見有利に見えますが、実は柔軟性の方が大事です。

今回は左手の広げ方について要点をまとめてみたいと思います。

①指は横には開かない

もともと人間の手はものを掴むための構造となっているので、横方向には広がりません

②縦の方向に広げるイメージで。

(人差し指と小指が全く逆方向を指し示しているイメージです)

③指板に対して平行に!

指板に対して真正面から当てるのでなく

②で縦に広げた指をそのまま弦に対して水平におくイメージです

④人差し指は曲げないように

 人差し指は伸ばしたまま弦にあててください

④ギターの構え方

 なるだけ足台を使いギターが横に寝ないように。

 ギターが寝ていると左手全体が指板より奥に入ってしまうからです。
  そうすると拡張しにくくなります

⑤力を抜いて、上から乗せるように

  力を抜いて、上から「ふわっ」と弦に乗せるように左手をおきます。
  この「乗せる」という感覚が大事です


広げ方のコツはろいろありますが考え方の一つを箇条書きで書いてみました。

練習中の曲で左手を拡張しなければいけない難しいところに当たったときに、
これらのことがヒントになれば幸いです。